人気の理由

人気の理由

一般に、住宅ローンの支払額は、固定金利よりも変動金利の方が少なくて済みます。しかし、人気でいえば固定金利の方が一歩リードしているようです。これはなぜでしょうか。金融機関は、景気の変化を予測して、固定金利も変動金利も支払額がほぼ同一になるように金利を設定しています。ただし、手数料は固定金利の方が高めに設定されている場合が多いため、トータルで見ると変動金利の方が支払額が少ないケースが多いのです。

しかし、固定タイプの金利は支払額が一定(不変)ですから、返済計画を立てやすいという点に大きなメリットがあります。景気の動向にも左右されないため、将来的な心配も無用です。また、最近では国のバックアップを受けて低金利な固定ローンが人気を集めています。民間の金融会社では実現できないレベルの金利・手数料を国が担保しているので、安全性も抜群です。

一方、変動金利を利用している方というのは、住宅ローンの借入期間が短い方が多いようです。4~5年でローンを完済するのであれば、仮に金利が上昇したとしても増額の幅は知れています。そのため、手数料の安い変動金利を選択することで、トータルの支払を安く抑えようという方が多いのです。

さらに、繰上げ返済を行なう場合は、当初の利息が大幅に低く設定されている変動金利の方が支払額を抑えられます。即ち、借入期間の初期に繰上返済を行うと、利息をほとんど払わず元本を大幅に減らすことができるのです。逆にいえば、長期の返済にはやはり固定タイプの金利が向いているということになります。